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アップルコンピュータ、Mac OS Xの次世代バージョン『Jaguar』をプレビュー

2002年05月07日 20時43分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)は7日、米アップルコンピュータ社がカリフォルニア州サンノゼで開催中の開発者向けカンファレンス“WWDC(ワールドワイドデベロッパカンファレンス)2002”において、同社製パソコン“Macintosh”用のOS『Mac OS X』の次期製品となる『Jaguar(ジャガー)』(コードネーム)をプレビューしたと発表した。『Jaguar』の製品版は今年の夏の後半に発売する予定。

『Jaguar』は、AOL Instant Messenger(AIM)互換のインスタントメッセージングソフト『iChat(アイチャット)』を新たに搭載するほか、MPEG-4ビデオとAAC(Advanced Audio Coding)オーディオに対応したQuickTimeの最新版『QuickTime 6』、パソコンや周辺機器、IPネットワーク上の“AirMac”などのサービスを自動認識する機能“Rendezvous(ランデブー)”、アドレス情報を管理するためのデータベース“Address Book(アドレスブック)”などを搭載する。また、“Finder(ファインダ)”にはフォルダナビゲーションやインスタント検索機能が追加され、インターネット検索/サービスツールも“Sherlock 3(シャーロックスリー)”となる。そのほか、ハードウェアアクセラレーションに対応したグラフィックスエンジン“Quartz Extreme(クォーツエクストリーム)”を搭載する。

同社は、併せて、『Jaguar』のデベロッパ向けプレビューの一部として、『QuickTime 6』と『QuickTime Broadcaster(クイックタイムブロードキャスター)』を配布したことも発表した。

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