日本電気(株)は26日、インターネット総合サービス“BIGLOBE”において、海外の現地ISPのアクセスポイントから接続できる“海外ローミングサービス”で、ブロードバンドに対応したローミングサービス“iPassブロードバンド”を会員向けに提供すると発表した。5月7日に個人と法人向けにサービスを開始する。
“iPassブロードバンド”は、米iPass社の接続網を利用し、米国内にある約800ヵ所のアクセスポイントで、“IEEE802.11b”準拠の無線LAN接続やEthernet接続によりブロードバンド環境を利用できるようにするサービス。“dialpadインターネット電話”サービスと併用することで、米国から日本への通話も3分10円で行なえるという。
料金は、1日あたり1800円で、ホテルの場合は24時0分から11時59分まで、空港の場合は0時0分から23時59分までが1日の単位となる。同社では、5月31日まで、空港での利用を無料にするキャンペーンを実施する。同社では、米国でサービスを開始し、その後、ヨーロッパやアジアに展開するとしている。