Prolinkが先鞭を付けたGeForce4 MXシリーズの製品ラインナップ複雑化をさらに進める製品がLeadtekから登場した。今回限定品として店頭に並んだのはGeForce4 MX440のメモリ速度である200MHz(DDR 400MHz)を大きく上回る動作マージンを持つ、最高278MHz動作サポートの3.6nsメモリを搭載する「WinFast A170 DDR T Premium」。より高速なVRAMを搭載するにあたり、BGAパッケージ品を採用したのが外観上の特徴で、GeForce4 MX460カードのような雰囲気を感じさせる。
Samsung製の3.6nsメモリとそれを高らかにうたうシール | パッケージ。こちらには“Premium”と書かれたシールが貼られている |
3.6ns品メモリを搭載する以外はリファレンスどおりの設計で、従来製品「WinFast A170 DDR T」と比べるとD-Sub15ピンの位置がなぜか変更されている以外、性能面での違いはないようだ。WinFast A170 DDR Tでは当初4nsのメモリを搭載していたため、今回の“Premium”でオーバークロック性能が劇的に向上するわけではないが、GeForce4 MX440カードの購入にあたり、価格対効果を少しでも高めたいと言うのであれば選択肢として検討する価値はあるかもしれない。価格はコムサテライト3号店で1万5780円、WonderCityで1万5800円。
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