日本電気(株)は23日、同社のワークステーション“Express5800/50シリーズ”において、Pentium 4-2.40GHzを搭載した中位モデル『Express5800/54We』と省スペースモデル『Express5800/51Te』の販売を同日付けで開始したと発表した。出荷は5月24日から。オプション製品として、19インチ液晶ディスプレーと中位クラスの3Dグラフィックスカード『GLoria4 750XGL』((株)エルザジャパン製、グラフィックスチップは米エヌビディア社製)/『FireGL 8700』(カナダのATIテクノロジーズ社製)の販売も同日付けで開始する。
『Express5800/54We』 |
『Express5800/54We』は、チップセットにi850を採用し、最大2GBのECC RDRAMメモリー、最大120GBのUltraATA/100対応のHDDまたは最大146.4GBのUltra160 SCSI対応のHDDの搭載が可能。OSはWindows 2000 Professional。本体サイズは幅200×奥行き473×高さ351mm、重量は最大15kg。価格は512MBのメモリー、30GBのUltra-ATA/100対応のHDD、同社製の高位クラスの3Dグラフィックスカード『TE5』などの構成で80万円。同構成でグラフィックスカードがGLoria4 750XGLの場合は63万円、FireGL 8700の場合は52万円。
『Express5800/51Te』 |
『Express5800/51Te』は、チップセットにi845を採用し、最大1.5GBのECC SDRAMメモリー、最大120GBのUltraATA/100対応のHDDの搭載が可能。OSはWindows 2000 Professional。本体サイズは幅87×奥行き365×高さ304mm、重量は最大8.5kg。価格は512MBのメモリー、30GBのHDD、同社製の中位クラスの3Dグラフィックスカード『TE5L』などの構成で49万8000円。128MBのメモリー、30GBのHDD、エルザジャパンの2D/エントリー3Dグラフィックスカード『Synergy2000』などの構成で33万3000円。
19インチ液晶ディスプレーは、SXGA(1280×1024ドット)対応でアナログ/デジタルインターフェースを搭載する。価格は19万8000円。5月24日に出荷を開始する。