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アイ・オー、HDDレコーダー“Rec-On”など3製品を発売――BSデジタルハイビジョン対応製品も

2002年04月18日 18時08分更新

文● 編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は18日、TVチューナー内蔵ハードディスクビデオレコーダー“Rec-On(レックオン)”として、80GBのHDDを内蔵した『VR-HDA80』と40GBの『VR-HDA40』、ならびにBSデジタル放送のストリーム録画に対応したハードディスクレコーダー“Rec-POT(レックポット)”として『HVR-HD80』を発表した。4月下旬に出荷の予定。価格はオープン。編集部による予想販売価格はVR-HDA80が8万円前後、VR-HDA40が7万円前後、Rec-POTは5万円前後。

『VR-HDA40』
『VR-HDA40』。“Rec-On”は、2001年のWORLD PC EXPOに参考出展されたもの。HDDはフォーマットが異なるためパソコンから直接内容を参照することはできないが、データ移動用のソフトが付属する

“Rec-On”は、ステレオ放送/音声多重対応のTVチューナーとMPEG-2エンコーダーを搭載したメインユニットに、独自のマルチインターフェースシステム“i・CONNECT”で録画用HDDユニットを接続するセパレートタイプのHDDビデオレコーダー。インターフェースは、コンポジット/S-Video×1(排他使用)入力、コンポジット/S-Video×2(同)出力、USB(1.1)を装備する。単体でTVやビデオから入力した映像や音声を記録できるほか、タイムシフト再生や音声付き2倍速の早見再生なども行なえる。録画時間は、『VR-HDA40』の場合、“HQモード”(12Mbps:映像と音声)で約7.5時間、“SPモード”(6Mbps)で約15時間、“LPモード”(3Mbps)で約30時間。『VR-HDA80』ではそれぞれ2倍になる。

オプションで交換用HDDも提供
HDDを交換でき、オプションで交換用HDDも提供する
『Rec-Onエクスプローラー』
『Rec-Onエクスプローラー』

USBでパソコンと接続し、付属ソフト『Rec-Onエクスプローラー』を利用してデータをパソコンのHDDに移動することもできる(パソコンからRec-Onへの書き込みは不可)。iEPGを利用した録画予約、携帯電話経由で外出先からの予約なども行なえる(Gコード予約には非対応)。本体サイズは幅127奥行き187×高さ127mm、重量は2.7kg。主要14社のテレビに対応したリモコンと、ビデオ編集ソフト『Ulead VideoStudio 5.0 SE』や遠隔録画予約ソフト『resermail』(サービス付き)などが付属する。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE。

『HVR-HD80』
『HVR-HD80』

“Rec-POT”は、i.LINK端子で接続したBSデジタルハイビジョンチューナーのストリーミングデータを内蔵HDD(80GB)に保存するHDDビデオレコーダー。D-VHS互換モードや、ソニー製のチューナー内蔵TV対応DISCモードもサポートする。再生時にはBSデジタルチューナーが必要。“HDモード”では約7時間、“SDモード”では約21時間の録画が可能。DTCP著作権保護機能と内部暗号記録に対応する。また、複数の『HVR-HD80』をデイジーチェインで接続することも可能。本体サイズは幅116×奥行き186×高さ77mm、重量は1.5kg。同社では次世代110度CSやep放送にも対応する予定としている。

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