Seventeamといえば先日SFX電源が登場したばかりだが、続いてATX大容量電源「ST-522HLP」が発売された。販売元はオウルテックだ。
パッケージにはオウルテックによるラベルが貼られており、そのラベルによると、Seasonic製電源でおなじみとなった無駄な電力消費を抑える力率改善回路「ActivePFC」(Power Factor Correction)を搭載、とされている。
また本体底面に9cm角の吸気用、背面に8cm角の排気用と2つのファンを装備しているが、このうち排気ファンは温度に応じて2200rpmから3200rpmまで回転速度が可変するようになっている。Seasonic製電源のように温度プラス負荷に応じて、というシステムではないため「S2FC」(Smart & Silent Fan Control)搭載とはうたわれていないが、SeasonicやTORICAなど、同じく可変速ファンを搭載する強力なライバルたちに対抗した機能追加といったところだろう。
底面と背面に2個のファンを搭載、背面ファンは可変速だ |
容量は520W、+3.3V/5V出力は250Wとさすがにパワフルで、これだけあればデュアルマザーボードにドライブてんこ盛り…というマシンでも安心といえる。価格は若松通商エルプラザで1万6980円、コムサテライト2号店で1万8480円。
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