(社)日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)と(株)日本レジストリサービス(JPRS)は1日、JPドメイン名登録管理業務を同日付けでJPNICからJPRSに移管したと発表した。また、JPRSは2日、トップレベルドメインの一元管理を行なっている“IANA(The Internet Assigned Numbers Authority)”のccTLDデータベースにおいて、JPトップレベルドメインの管理組織がJPRSであるという情報が1日付けで公開されたと発表した。これにより、JPRSはグローバルなインターネットコミュニティに対してもJPトップレベルドメインの管理組織として正式に認められたことになる。
今回の業務移管により、今後、JPドメイン名の登録管理業務およびJPドメインのDNS(ドメインネームシステム)上のゾーン管理といったインターネットの情報基盤サービス事業がJPRSによって行なわれることになる。JPNICとJPRSは、2000年12月22日のJPNIC総会決議に基づき、JPドメイン名登録管理事業の移管を進めていた。