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NTTドコモ、第4世代移動通信システムの無線アクセス実験装置の試作を開始

2002年03月18日 18時53分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは18日、最大で下りが100Mbps以上、上りが20Mbps以上の高速パケットデータ通信用の第4世代移動通信システムに利用する無線アクセス実験装置の試作を開始したと発表した。試作する装置は2010年をめどに実用化を目指している第4世代移動通信サービスの核となるもの。実用化されればハイビジョンなみの動画像のやりとりも可能になるという。

OFCDMの方式
OFCDMの方式

第4世代移動通信では、周波数帯域が100MHzになるため、ビルなどの障害物による反射の影響(マルチパスによる相互干渉)を受けやすくなる。実験システムでは、その影響を低減するために“VSF-OFCDM(Variable Spreading Factor - Orthogonal Frequency and Code Division Multiplexing)”方式を採用する。これは、都市と郊外、屋内など異なる環境に応じて一定の通信品質を確保する“VSF:可変拡散率”と、100MHz帯域の信号を768キャリアーに分割して並列送信する“OFCDM:直交周波数・符号分割多重”を組み合わせた方式。データを各通信者固有に割り当てた拡散符号を用いて複数のキャリアーにわたり拡散することで、高速化を図ることが可能という。

同社は、基地局装置と移動局装置(携帯電話端末に相当装置)を開発するとしており、夏ごろまでに試作を完了し、以後、接続試験と実験を行なう予定。

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