日本電信電話(株)と(株)スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(SPTV)は25日、“光マーケットクリエーション活動”の一環として、光ファイバーによる映像配信の技術検証を目的とした共同実験を3月から2003年1月まで実施すると発表した。
![]() |
---|
共同実験システムの構成 |
今回の共同実験は、アクセスネットワークにNTT研究所が開発したB-PON(Broadband Passive Optical Network)技術を適用し、一芯の光ファイバー上で異なる波長光を多重化(3波多重)することで、インターネットの利用とデジタル映像(MPEG-2)の片方向・多チャンネル配信を同時に実現するというもの。B-PONでは、ピーク帯域幅100Mbpsのマルチメディアサービスを提供でき、伝送帯域は最大32ユーザーで共有できる。
配信するコンテンツは、SPTVが中心となって提供するという。デジタル映像については、多チャンネル(標準テレビ映像換算で、最大500チャンネルまで伝送可能)をサポートし、通常のインターネット通信とは異なる帯域保証型で遅延なく配信するという。また、映像コンテンツをIP化せずに伝送することで、新たな不正コピー防止措置などを行なう必要がないという。
NTTは光映像配信技術の提供と実験通信設備の構築・運用を行ない、SPTVは映像送信設備の構築・運用とコンテンツの提供を行なう。実験場所は、100Mbpsインターネットが既に利用可能な東京都新宿区の一般向けブロードバンドマンションを予定しており、居住者からサービスモニターを募集する。各モニターユーザーは、実験期間中さまざまなジャンルのコンテンツを視聴できる。
