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Seventermに続きEnhanceからもスリムなSFX電源が登場!

2002年02月23日 00時00分更新

文● Jo_kubota

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ENP-2120H

 今週、Seventermから「ST-200MK」が登場し、その出っ張りのないスリムさから早くも人気となり、販売を開始したコムサテライト3号店では早くも売り切れ状態となっている。そんななか、先に200WのSFX電源をリリースしていたEnhanceからも「ENP-2120H」が登場した。
 実は以前にもENP-2120Hは一部ショップで出回ったことがあるものの、幻の電源とさえ言われるほど流通量が少なかった。それだけにST-200MKの登場はMicroATXケースを持つユーザーに大いに歓迎されていたのだ。



Seventermの「ST-200MK」は早くも売り切れ
Seventermの「ST-200MK」は早くも売り切れ

 ENP-2120Hの外見はST-200MKと同等であり、排気ファンはすっぽり筐体内に収まっている点も同じ。サイズは125(W)×100(D)×63.5(H)mmとなっている。ちなみに、同じく店頭に並んでいる「ENP-2120A」は「ENP-2120D」と同じようなスタイルだが、サイズが異なっており100×125×76.5mmとなっている。ENP-2120Aは電源の排気口がENP-2120Dの側面に移動した形となっており、通常のMicroATXケースには付けられないが、一部のスリムなケースなどに適合しそうだ。これもSFX電源なので購入する際には注意したい。



 従来から販売されているENP-2120Dと同じく2120Hも電源容量は200Wだが、3.3VラインのみENP-2120A/Dよりも高い値となっている。しかしEnhanceのPDF資料によると、どの電源も3.3Vは17Aとなっている。このあたりは細かな仕様変更があったと思われるが、その理由は不明だ。



ATX12Vを装備しPentium4にも対応

 ENP-2120Aと2120HはともにATX12Vを装備しPentium4にも対応している。Enhanceの資料によるとPentium4は1.7GHz(2120H)、2GHz(2120A/2120D)まで、Athlonは1.2GHzまでとなっている。ただし、AMDのAthlon推奨電源にはなっていないため、使用は自己責任となることを覚えておこう。
 ENP-2120Hに内蔵されるファンは8cm角で2440rpm(26dB)となっており、このスペックを見る限りは静音電源といっていいだろう。2120D、2120Aについては内蔵ファンの詳細スペックは現在のところ不明だ。



ポップ

 価格はコムサテライト3号店にて、ENP-2120Hが6800円(ENP-2120A/Dが6280円)。先のST-200MKとほぼ同じ価格帯となっている。MicroATXにハイパワーな電源を望むユーザーを中心に、この電源も人気になるのは間違いないだろう。しばらくは品薄な状態が続くかもしれない。



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