このページの本文へ

初のKT333マザーはGigabyteから14日登場?!複数ショップが入荷を予告

2002年02月08日 23時53分更新

文● Jo_Kubota

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
GA-7VRXP

 VIA製のAthlonファミリ向け最新チップセット“Apollo KT333”を搭載するGigabyte製マザーボード「GA-7VRXP」が、早ければ来週14日のバレンタインデーにも2万円台前半の価格で登場するようだ。これはAkiba2GO!の取材に対して複数ショップが明らかにしているもの。すでにKT333マザーボードは1月26日からMSI製「KT3 Ultra-ARU」が一部ショップで展示されているが、販売開始の1番手はこのままだとGigabyteということになるかもしれない。

 Apollo KT333は“Apollo KT266A”の後継となるチップセット。North BridgeとSouth BridgeはVIA独自の“V-Link”(266MB/秒)で接続される点などは変わらず、South Bridgeは、最近Gigabyte製など一部のKT266Aマザーボードで搭載が確認されているUltra ATA/133対応の“VT8233A”を採用。よってKT266Aとの最大の相違点はPC2700(DDR333) DDR SDRAMに公式対応している点のみとなる。PC2700 DDR SDRAM対応チップセットとしては、“ALiMAGiC 1(Cバージョン)”や“SiS645”“SiS745”に続き4製品目だ。DIMMスロットは3本用意されているが、他社製チップセットのようにPC2700メモリ搭載枚数制限があるかどうかは不明。

 複数のニュース系サイトで報じられているGA-7VRXPのスペックを総合すると、FSBは100/133MHz(DDR 200/266MHz)となるが、メモリクロックはDDR 200/266/333MHzとされている。つまり、FSB 133MHzでありながらメモリクロックのみ166MHzに対応するようだ。MSIのKT3 Ultra-ARUではFSB 166MHz設定を持っているようだが、166MHz設定を持っていないGA-7VRXPがFSBとメモリクロックを非同期設定できるのかは、現在のところ不明である。



South Bridge周辺

 なお拡張スロットはAGP×1、PCI×5。Gigabyte独自のBIOS保護機構“DualBIOS”を搭載するほか、Creative製のサウンドチップ、Promise製のIDE RAIDコントローラ、VIA製のUSB2.0コントローラ、Realtek製のネットワークコントローラを搭載する、Gigabyteが得意とするオールインワンマザーボードとなっている。



【関連記事】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ