(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCEI)は、昨年5月にβ版を発売していたPlayStation 2用Linuxの正式なバージョン『Linux (for PlayStation 2) Release 1.0』を中心にした製品パッケージを全世界で発売することを発表した。
製品版では、SCEI独自のソフトウェアコンポーネントとシステムマニュアルを含む『DISK1─Runtime Environment』、オープンソースソフトウェアパッケージが含まれる『DISK2─Software Packages』を区分している。また、β版で発見されたバグの修正が行なわれているほか、『SCPH-30000』用の内蔵ハードディスクモデルも発売される。
製品の価格は、ハードディスク内蔵タイプの『“PlayStation 2”専用Linux Kit (EXPANSION BAYタイプ)』と、『SCPH-10000/15000/18000』に対応した『“PlayStation 2”専用Linux Kit (外付型)』ともに2万5000円。なお、β版ユーザーには、1500円でアップグレードできるパッケージが提供される。受注開始は2月13日で、4月以降の出荷を予定している。
