このページの本文へ

ワケあり? 怪しげな980円PCカードリーダが発売

2002年01月23日 00時00分更新

文● 水野

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
PCカードリーダ

 なんと、980円という激安価格の内蔵PCカードリーダが発売された。
 販売しているのは若松通商PS/PLAZAで、メーカーは不明だがジャンク品ではなく、1週間の保証がつく。(24日に再調査したところ、若松通商PS/PLAZAでは完売。土曜日再入荷予定だという。一方、クレバリー2号店で新たに在庫を確認できた。価格は同じく980円)



PCカードリーダ

 パッケージはリーダ本体、インターフェイスカード、そして接続用ケーブルの三点セット。
 どう見てもOEM品というリーダ本体を見ると、サイズはほぼ3.5インチベイにおさまるサイズなのだが、取り付けネジは付属しておらず、それどころかネジ穴すらない。スロット部にはベゼルがなく、スロット数はTypeII×1のみ。しかしインターフェイスカードと接続するためのコネクタは2つ付いており、もともとはTypeII×2(TypeIII×1)として作られる予定だったのかもしれない。
 インターフェイスカードはリコー製コントロールチップを使用したごく普通のもの。Windows 98以降であれば標準で認識されるようだ。ただしロープロファイルサイズでありロープロファイル用ブラケットが最初から取り付けられているのが特徴だ。


各部の様子
前面コネクタ部
インターフェイスカードケーブル

 動作チェックをした若松通商PS/PLAZAでによると、CardBus対応PCカードの使用はもちろん、AirH"カードもすんなり動作したとのこと(ちなみにマイクロドライブは未確認とのこと)。なお、付属のATAPIケーブルは23cmと極めて短いが、一般的なUltra ATA/100タイプに交換したところ問題なく動作したという。
 ヒト癖もフタ癖もありそうな製品ではあるが、普通に買えば6000円はする製品が980円なのだから、試してみる価値はあるかも?

【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ