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パサタとジェイストームが業務提携、ストリーミング広告映像配信サービスがスタート

2002年01月16日 19時14分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)パサタは、同社のストリーミング広告映像配信サービス“PaSaTa”(パサタ)の配信事業に関し、(株)ジェイストリームと業務提携を行なったと発表した。

“PaSaTa”は、ソニー(株)のインターネット研究所が開発した技術やビジネスモデルを採用したストリーミング広告映像配信サービス。インターネット上でストリーミング配信される映像コンテンツに広告映像を挿入するもので、広告主やコンテンツホルダー、視聴者(一般ユーザー)の登録情報に基づいた広告映像を選択/挿入できるのが特徴。広告映像が挿入されることで、“PaSaTa”を利用するユーザーは、映像コンテンツを無料もしくは通常料金より低額で視聴できるようになる。

PaSaTa広告映像“PaSaTa”用のプレーヤー画面サンプル。民放TVのように、映像コンテンツの再生中に広告映像が挿入される

ソニーグループの広告会社である(株)インタービジョンが2001年8月にPaSaTaの配信実験を実施し、今回本格事業化に向けた取り組みとして、ジェイストリームとの提携に至った。なおパサタは、インタービジョンが“PaSaTa”の事業展開を目的に2001年10月付けで設立した企画会社。

今回の提携により、パサタは“PaSaTa”のプレサービスを2月1日に開始、これに伴いジェイストリームは広告映像入りのコンテンツ配信を行なう。対象者はブロードバンドインターネット環境の一般ユーザー。なお視聴にはReal Player 8が必要。

プレサービス実施期間は2月1日~3月31日まで。その後4月より本サービスを開始する予定という。なお、本日から31日までは準備期間としてβ運用を行ない、プレサービスと同様の環境でシステム稼動を確認する。

パサタは、ジェイストリームとの提携を第一弾とし、今後他の配信事業者との提携を進めながら事業展開を行なうとしている。

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