(株)理経は5日、ワイヤレスインターネットアクセスに対応したシステムを、日本ヒルトン(株)が運営するシティーホテル“ヒルトン東京”に導入したと発表した。日本ヒルトンは10日にサービスを開始する。
日本ヒルトンは、1999年10月1日からHomeRunシステムを利用した客室インターネットサービスを“エグゼクティブフロア”“ビジネスフロア”“宴会場”で提供している。今回新たに『ワイヤレス・インターネット・アクセス・システム』を“エグゼクティブラウンジ”へ導入してサービスを開始するもの。利用料金は1回(1日)あたり500円。
導入したシステムは、無線LAN規格の“IEEE802.11b”に準拠しており、アクセスポイントには“Wi-Fi”に対応した(株)オリンパスシンボルの製品を採用。貸し出し用の端末として、コンパックコンピュータ(株)のPDA『iPAQ』を用意する。また、宿泊客が持ち込んだ無線LANカード搭載パソコンも設定を変更せずに利用できるという。