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2重のシールドでノイズカット、グランド接地コードも付いた究極のスマートケーブルが登場

2001年10月12日 00時00分更新

文● 水野

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RD3 GRADIATOR

 まさに究極のノイズ対策ケーブルといえそうな製品が登場した。
 VICS Technologyの「RD3 GRADIATOR」。2重3重ものシールドでノイズをシャットアウト、データ転送効率を15パーセント向上させるとうたうUltra ATA/100とFDD用のスマートケーブルだ。



RD3 GRADIATOR

 スマートケーブルということで信号線はひとまとめに束ねられているのだが、信号線とグランド線が互い違いに、丁度1本の信号線を4本のグランド線が囲むように並べられているのが第1段階。さらにその周囲をメタルメッシュシートでくるみ、コネクタ部でケーブルが露出して広がる個所はフイルム型フェライトコアと銅製シールドフイルムでカバーし、とどめにケースのフレームにネジ止めして接地させるためのリード線が1本飛び出しているという厳重なノイズ対策が施されている。
 加えて従来のスマートケーブルに対し断面積は30パーセント減。これによりケース内の空気の流れを良くなり温度上昇を10度抑えるともうたっている。
 また、ケーブル最外周はフレキシブルかつ形状記憶型の樹脂で被っており、曲げたい位置、形のまま固定できるのも特徴だ。



RD3 GRADIATOR

 バリエーションはFDDケーブルが長さ50cmの1種類、IDEケーブルが30+20cmと50+20cmの2種類。いずれも黒と白の2色がある。
 価格はコムサテライト3号店でFDD用「RD3-F5」が1980円。IDE用30+20cm「RD3-A32」が3480円。IDE用50+20cm「RD3-A52」が3980円となっている。



【取材協力】

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