エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)と(株)サーフモンキー・アジアは2日、子供向けインターネットサービス“OCNキッズ”の提供を10月下旬に開始すると発表した。これは米国で子供向けのインターネットサービスを提供している米SurfMonkey社の技術を利用して、日本の子供向けに提供するサービス。対象となるのは、幼稚園(年長)から小学校高学年まで。
『OCNキッズブラウザ』 |
“OCNキッズ powered by SurfMonkey”では、遊ぶ感覚で利用できる子供向けウェブブラウザー『OCNキッズブラウザ』を提供するほか、ゲームや勉強の役に立つホームページのリンク集、保護者が許可した相手との電子メール/チャット/ビデオフォン/インスタントメッセージ/電子掲示板などの“コミュニケーター通信機能”、有害ホームページへの接続のブロックやページ内の有害用語を表示しないようにする“安全機能”、保護者が通信相手や有害ホームページのURLを設定できる“安全管理機能”ほかの機能を提供する。
10月下旬に提供を開始するのは試行サービスで、利用は無料。2002年1月上旬からOCN会員向けに有料で本格提供を行なう。利用料金は未定。なお、本格提供時にはパソコン操作能力を向上させる訓練プログラム“パソコン操作訓練プログラム”も提供する。
併せて提供する“OCNプロテクト powered by SurfMonkey”は、一般のウェブブラウザーで安全機能を利用するためのサービスで、小学校高学年から中学生を対象とするもの。2002年1月上旬からOCN会員向けに有料で提供する。利用料金は未定。
なお、サーフモンキー・アジアは、SurfMonkeyの子会社で、日本とアジアにおけるサービスを担当している。