本日からソニーの「CLIE PEG-N750C」が発売になり、秋葉原や新宿のショップでは店内に新製品告知のポップを掲示しはじめている。CLIE PEG-N750Cは「CLIE PEG-N700C」とハードウェア的には同じだが、最新Palm OS 4.1を搭載し、ATRAC3のほかMP3再生にも対応するなど、前モデルとは若干の違いが見られる。
発売を開始したショップの反応は、「ほとんどが予約で、店頭在庫はあと2台しかなくなったので、さらに発注をかけたところ」(秋葉館WIN)、「今日で半分をさばいた。連休中にまだ売れるのではないか」(ビックピーカン新宿東口店)という一方で、「爆発的に売れているというわけではない。sigmarionくらいの人気かな」(T-ZONE本店)や「4月に700Cが出て、そのあとに600Cが出たばかりなので目新しくない」(ツクモDOS/Vパソコン館)という声も。客の方は、一緒に店頭にならんでいる600Cや700Cとの機能差を知らない人がほとんどで、どう違うのかを店員に聞く姿を多く見かけた。価格はほとんどのショップで4万9800円となっている。
また、750C登場の発表を受けて、1週間前から700Cの価格が1万円も値下げになり、3万9800円となっている。これはなんと600Cの価格と同じ。価格低下にともない700Cの人気が出るのかと思いきや、どうやらそうでもないらしい。
なお、これと同時にCLIE用のオーディオアダプター「PEGA-SA500」も発売となっている。これを使用することによって、音楽機能を有していない600CでもMP3ファイルの再生が可能になる。ただし、ATRAC3は聴くことができない点、音楽を聴きながらアプリを使うことができない点などいくつかの制限がある。専用のDSPを内蔵し、音楽を聴きながらアプリを使用可能な750Cに比べると見劣りしてしまう。
※次のページに新宿・秋葉原地区の実売価格一覧(旧モデル含む)を掲載したので参照していただきたい
