(株)アミュレットは、米Lineoの組み込みLinux開発キット『uCdimm』を9月14日に発売することを発表した。
『uCdimm』のパッケージ内容は以下のとおり。
- 144ピンDIMMサイズのコントローラモジュール『uCdimm』
- 開発用ボード『uCevolution』
- 『uClinux Software CD』
- 『uClinux Beta upgrade FD』
- 『uCdimm hardware/Software Manual』(英語版)
- 『Motorola MC68VZ328 User's Manual』(英語版)
- Ethernetケーブル(ストレート、クロス各1)
- RS-232Cケーブル
- ACアダプタ
主な仕様は以下のとおり。
『uCdimm』
- CPU……DragonBall VZ MC68VZ328(33MHz)
- メモリ……2MBフラッシュROM/8MB SDRAM
- 外部インターフェイス……TCP/IP SLIP and PPP、RS-232C×2、SPI×2
- LCDコントローラ……640×512 LCDドライバ
- OS……uClinux
『uCevolution』
- ネットワーク……Ethernet×2
- シリアル……3ポート
- USB……2ポート
- LCD/LCDタッチスクリーンコネクタ×1
- 3.9インチ×1.8インチ プロトタイピングエリア
『uClinux』
- POSIX-4準拠
- リアルタイム機能
- TCP/IPサポート
- uClinux GCC compiler
- 対応アーキテクチャ……ARM、AXIS、Motirola 68K、Intel i960、Leon SPARC
- 対応ファイルシステム……FAT32、NFS、EXT2、SMB、Flash ROM、Novellなど
開発者向けの製品として、組み込みLinuxの開発や回路の実験用に用いることを想定している。価格は14万8000円。