このゲームの醍醐味は
対戦プレイでこそ味わえる
研究開発施設を建設すると、「穀物生産性の改良」とか「複銃身カノン砲の設計」といった新テクノロジが開発できる。 |
この「騎兵育成所」のような各育成所では、各種ユニットの能力を向上(アップグレード)させることができる。 |
さらに上の「忙しさ」とも関係あるのだが、キャンペーン(の特に序盤)が極めて難しいことも、一考の余地がありそうだ。コンピュータによる序盤の攻めを激しくしたり、プレイヤーのユニットを途中まで少数の軍事ユニットだけに制限したりと、“変なバランス合わせ”がキャンペーンの各シナリオに仕込まれているのだ。確かに対人戦と比べればコンピュータのAIは弱い。だが、それを仕掛け(設定)で解決しようとしているために、RTS(リアルタイムストラテジゲーム)のベテラン以外の初心者がこのゲームをプレイしたら、1人プレイではすぐに敗北してしまい、中には放り出す人も出てくるのではないだろうか(私自身がスグ、コンピュータに負ける言い訳では決してないです ^^;)。コサックスは、ある意味で“AoEの後継者”になりうると感じられるだけに、AoEのシステムやバランス、操作性の「妙」をもっと分析してさまざまな改善を施し、RTSシステムの「改革派」になってほしかった。
ただし、ことネットプレイに限定してしまえば、前述の「仕込み」的な要素が勝敗をあまり左右しないのも確かだ。日本語版が発売されて、日本人のコサックスプレイヤーがネット上に増殖する。実のところこのゲームの制作者にとっては、1人プレイユーザーよりもそちらのほうが大きな狙いなのかな、とも思う。いずれにしても、AoEプレイヤーならぜひプレイしてみるべきだ。
プレゼント情報
「コサックス(Cossacks)~攻城の世紀 完全日本語版」を3名様にプレゼントします。 |
開発元 | CDV Software Entertainment |
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発売元 | (株)ズー |
問い合わせ先 | 0268-38-1561 |
価格 | 8800円(9月14日発売) |
対応OS | Windows 95/98/Me/2000 |
CPU | MMX Pentium-200MHz以上(PentiumII-350MHz以上を推奨) |
メモリ | 32MB以上(64MB以上を推奨) |
ビデオ | 1024×768~2048×1536ドット/フルカラー(DirectX 7以上) |
HDD | 400MB以上 |
CD-ROM | 2倍速以上(起動時必須) |
マルチプレイ | インターネット経由(7人参加の通信対戦) |