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米インテル、Celeronに950MHz/1.0/1.10GHz版を発表

2001年09月03日 05時53分更新

文● 編集部 佐々木千之

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米インテル社は8月31日(現地時間)、バリューデスクトップ向けCPU、『Intel Celeron Processor』に、950MHz版、1.0GHz版、1.10GHz版の3製品を発表した。1000個ロット時の価格は順に74ドル(約8800円)、89ドル(約1万600円)、103ドル(約1万2200円)。

『Intel Celeron Processor』『Intel Celeron Processor』

米インテルは7月2日にCeleron-900MHzを発表しているが、Celeon-950MHz/1.0/1.1GHzも、900MHz同様に0.18μmプロセス技術で製造する“Coppermine(カッパーマイン)”コアのプロセッサー。FSBは100MHzで、128KBの2次キャッシュメモリーを搭載し、FC-PGA(Flip Chip-Pin Grid Array)パッケージである点も同じ。なお、秋葉原のパソコンショップでは、これらのCeleronが、すでに日本時間8月30日から店頭で販売されて話題となっていた。

日本AMD(株)は8月21日に、同じくバリューデスクトップ向けCPU『AMD Duronプロセッサ』に1.0GHz版を発表していたが、今回のCeleon-1.10GHz版でインテルが巻き返した形となった。Celeonはこれまで、Pentium IIIの後を追う形で高速製品が登場してきた。しかし、CoppermineコアのPentium IIIは1.13GHz版(FSB133MHz)が最高速製品であり、CoppermineコアのCeleronとしては今回の1.10GHz版で打ち止めとなる可能性が高い。

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