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メモリもカラーコーディネートの時代へ?! 全身黒ずくめのSDRAMが販売開始

2001年06月28日 22時32分更新

文● 小磯

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黒DIMM

 4月に“黄金色”とうたうメモリをアキバに登場させたアイティーシーから、また変わり種SDRAMが登場した。ただし前回は単なる黄色のSDRAMだったのに対し、今回はバッチリ黒ずくめとなっている。



アルミ板

 今回販売が開始されたのはPC133 SDRAM 256MB(CL=2)。目を引くのは、すべてのSDRAMメモリチップに黒く塗られたアルミ板が貼られている点だ。このため、どこのメモリチップを採用しているのかをうかがい知ることはできない。なお、このアルミにはアイティーシー製であることを示すロゴのほか、“Mr.Stone”の文字も確認できる。ひょっとするとこれがこの黒DIMMの愛称なのかもしれない。価格はコムサテライト3号店で6480円。



eX.メモリ

 ちなみにTSUKUMO eX.ほかツクモ各店では、このメモリの“eX.メモリBlack”バージョンを販売中。価格は6477円で、Mr.Stoneの代わりに“eX.”のロゴが描かれている“ツクモスペシャル”とでも言うべきメモリだ。ツクモファンを自認するなら見逃せない一品になりそう。また、ほかのショップでも「オリジナルロゴ入りメモリの話を持ちかけられた」というところはあったので、ひょっとするとツクモ以外からもオリジナルメモリが販売されるかもしれない。

 価格が徹底的に下がったことで“最安値”という差別化が難しくなったメモリだけに、今後は色や形状といったところで個性を主張することが増える可能性はある。現在アキバでは青や赤、紫とカラフルなマザーボードが隆盛となっているが、メモリも同じ道を歩むことになるのかも……。



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