黒、赤、青の基板を採用したDIMMをたて続けに投入して話題となっているアイティーシーが次に発売するのはピンク色メモリだった。AOpenが昨年発売して注目を集めた「AX3S Pro Sweet Kiss」よりも若干薄めのピンク色で基板が塗られている。同社によれば、8月中旬をめどに発売する予定だという。
石様への尊敬を表す“Mr.Stone”の刻印 |
メモリのスペックはPC133 SDRAM 256MB(CL=2)で、仕様は黒や赤、青のDIMMと同じもの。今回も“Mr.Stone”のロゴが刻まれたアルミ板がメモリチップ上に貼られている。ちなみにこのロゴだが、これは愛称ではなく、さまざまなチップを搭載した製品を取り扱う代理店であるアイティーシーが「石(=メモリチップ)に対する尊敬の念を表したもの」。日本語に訳すと「石様」になるのだとか。ちなみにメモリチップ上のアルミ板が、赤や青、そして今回のピンクDIMMでも黒いままなのは「黒以外の色を塗るとコスト高になるうえ、しかもMr.Stoneの文字が見にくくなる」(同社)とのこと。石様への尊敬の念は、はっきりと視認できるカタチで刻んでおきたいようだ。
4色を比較してみる |
なお同社では今後、4層基板のDIMMの両面に透明な層を加えた“4+2”層基板の「スケルトンDIMM」を発売する予定があるという。登場となればこちらも注目を集めそうである。
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