(株)手塚プロダクションと(株)コンテンツジャパンは26日、アニメーション配信などを提供するエンターテインメントサイト“Tezuka Osamu @ Cinema”を、7月中旬に共同で開設すると発表した。当初は日本語版のみで、英語版などの作成も予定。
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| “Tezuka Osamu @ Cinema”のサンプル画面 |
“Tezuka Osamu @ Cinema”は、手塚治虫作品を原作としたアニメーションのブロードバンド配信や、インタラクティブコンテンツなどの提供を行なウェブサイト。7月中旬に料金を徴収しない“無料ゾーン”を、8月1日にアニメーション配信などの“有料ゾーン”をオープンする。アニメーション配信の第1弾作品は“ブラック・ジャック”で、1話当たり約11分の全12話を、毎月2話ずつ配信するという。声優には、ブラック・ジャック役に大塚明夫氏、ピノコ役に歌手の宇多田ヒカルさんを起用。アニメーション制作にMacromedia Flashを用い、カメラ視点などの切替可能な“ザッピングシステム”、クリックするとキャラクターが反応する“アクションシステム”などを搭載する。配信するコンテンツをデータ量(2/4/6/8MB)ごとに用意することで、ADSLなどのブロードバンド環境のほか、ISDN環境でも受信可能という。利用料金は、毎月600円の“月額会員”と、アニメーションの配信期間中はいつでもアクセスできる“フリーパス”(1作品2850円)を用意。料金の徴収方法は、@nifty/BIGLOBE/ODNのプロバイダー課金代行決済のほか、コンビニエンス決済/プリペイド決済なども予定している。
