アキバは梅雨まっ盛りという今日この頃だが、それが終われば夏真っ盛り。となればいよいよ心配になってくるのがPCの廃熱。特に高クロックCPUを使用している向きには深刻な問題であろう。
それにはより大きく強力な換気/冷却ファンを取り付けるのが1番。CPUクーラーには、6cm対応のものに8cmまたは9.2cmファンを取り付けられるアダプタ「DownBurst」が新和産業から発売されている。そしてそのケースファン版とも言うべき、8cmファンの取り付け穴に9.2cmファンを取り付けられる「ケースファン・アシストリング」(発売元・ワイドワーク)が登場した。
型番が「WW-CFAR」の丸型と「WW-CFAR-S」の角型の2種類となっており、材質はアルミ。8cmから9.2cmならばサイズアップの割合もわずかであり、そのままケースに収まってくれる場合も多いと思われる。そして12cmファンとまでは行かなくとも換気能力の向上もしっかり見込めるというわけだ。
唯一の欠点は9.2cmファンはあまりショップで見かけずバリエーションが限られるということだが、それさえ解決できればケースを買い換える必要もなくお手軽に冷却性能を強化できる便利なアイテムと言えよう。ちなみにNidecブランドでお馴染みの日本電産からは9.2cmファンが発売されている。(右写真。高速電脳にて)
価格は丸型がCUSTOMで1880円、高速電脳で1780円。角型がCUSTOMで1980円、高速電脳でも入荷が確認されている。