ViaVoice for Windows, Premium V8 日本語版
ViaVoice for Windows, Premium V8 日本語版
2001年06月28日 12時10分更新
日本アイ・ビー・エム(株)は、同社の音声認識ソフト「ViaVoice for Windows, Pro V8日本語版」に、Office XP対応機能を追加し、さらに手持ちマイクを同梱した新パッケージ「ViaVoice for Windows, Premium V8 日本語版」を7月6日に発売する。
Office XP対応と手持ちマイクを同梱した音声認識ソフトの新パッケージ「ViaVoice for Windows, Pro V8日本語版」。 |
なお、本パッケージではUSB端子に接続してノイズの少ない音声入出力端子に変換する「USBアダプタ」と「ヘッドセットマイク」(以上は従来からセット)に加え、新たに「手持ちマイク」を同梱する。
音声認識率を上げるため、顔とマイクの傾斜が平行になるように人間工学的に考慮したデザインの手持ちマイク(写真のように、マイクの先端を前に向けて使う)。音声入力端子でPCと接続する。 |
しかし、通常のマイクでは、マイクを手に持ったときに生じる人体を伝わってきたノイズや、呼吸音など人体が自然に発する低周波雑音などをマイクが拾ってしまい、音声認識精度を低くする。そこで雑音消去機能回路のチップを組み込んだ専用マイクを使ってノイズをなるべく抑え、さらにViaVoiceの認識エンジンの耐雑音性能を活用して、手持ちマイクでも高精度な音声認識が実現できたという。なお、付属の置き台に立てたままでは、机から反射するノイズをマイクが拾ってしまうので“必ずマイクを手に持って使用する”こと。
新パッケージはPremium版のほか、従来のStandard版からPremium版へのバージョンアップキットとなる「ViaVoice for Windows,Premium V8バージョンアップ日本語版 Premium発売記念特別版(マイクなし)」、および「ViaVoice用手持ちマイク」の単体パッケージがラインナップされている。
対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000 Professional。
価格はPremium版が2万2800円、Premium発売記念特別版(マイクなし)が8200円、ViaVoice用手持ちマイク単体が6800円。なお、Pro版のユーザーでPremium版へのバージョンアップ希望者には、有償でアップグレードキット(移行CD、ソフトのみ)を送付するという。
日本アイ・ビー・エム(株)
問い合わせ先 0120-04-1992