ノーテルネットワークス(株)は5日、小規模オフィス向けVPNスイッチの日本仕様モデル『Contivity 100 VPN Switch(ISDN model)』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は32万1000円。
 |
|---|
| 『Contivity 100 VPN Switch(ISDN model)』 |
『Contivity(コンティビティ) 100 VPN Switch(ISDN model)』は、xDSLやCATVなどのブロードバンド接続に加えて、ISDNのダイヤルアップ接続にも対応したVPN専用機で、同時接続可能なトンネル数を5トンネルに絞ったことで低価格化を図った製品。WAN側に10/100Mbps対応Ethernetポート×2、ISDN(S/T)ポート、LAN側に10/100bps対応Ethernetポート×7を装備する。暗号化技術に“IPSec”を採用し、PPPoEクライアント機能やDHCP機能をサポートする。
本体サイズは幅300×奥行き370×高さ67mm、重量は3.6kg。300MHz動作のプロセッサーと16MBのRAM、8MBのフラッシュメモリーを内蔵する。『Contivity VPN Switch』のクライアント用ソフトウェアのライセンス料は無料となっている。
併せて、販売中の『Contivity 1510 VPN Switch』の機能強化と、価格据え置きでトンネル数を2倍にした『Contivity 1600 VPN Switch』を発売することも発表した。『Contivity 1600 VPN Switch』は、エンタープライズ/中規模オフィス向けのVPN専用機で、最大200VPNセッションに対応する。搭載するCPUはCeleron-450MHzで、64MBのRAMを搭載する。WAN側とLAN側に10/100Mbps対応Ethernetポートを2つずつ装備する。本体サイズは幅438×奥行き553×高さ133mmで、19インチラック対応。重量は6kg。価格は196万円。
