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悲劇のCPU・Pentium Proは復活できるか!? 前編

2001年05月26日 23時27分更新

文● 水野

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 終了と思われかねないほどの長らくのご無沙汰で申し訳ありませんでした。その間、はげましのメールをくださった方には、心よりお礼申し上げます。この間何をしていたかというと決して遊んでいたわけではなく、ボツ出しが凄かったり日々の取材とニュース執筆に忙殺されたり……。
 あ、言い訳はいい? では気を取り直して、ジャンクでGO! 第5回の始まり~。



ネタを求めて三千里

 とにかくネタである。  今回は最初からは特にテーマを設けず、とりあえずアキバを歩きまわってみてナイスなものを見つけたらそれで行く、という方針とした。だがいくらジャンク道と言えど、インパクトのあるモノに出会える機会はそうそうない。地道に足で探すことが肝心である。
 そして、私はアキバへと足を踏み入れたのであった。
 目指すはOVERTOP前の十字路から北側のエリア。新品ショップと肩を並べるほどにジャンク・中古ショップが林立する、私が密かに「ジャンク店・露店ゾーン」と呼ぶ一帯である。

【その1】Pronote FG&メモリいっぱい

 さて「ジャンク店・露店ゾーン」には2つのメインストリートが存在する。その1つが、PC自作メインストリートでもある「OVERTOP~ZOA 秋葉原本店」の大通り。休日ともなれば露天や休日限定のガレージショップが多く店を出す一帯である。
 ひとまずZOA 秋葉原本店の隣、品揃えが豊富そうなガレージショップに入ってみる。そこで見つけたのがこれ。ご存知“象が踏んでも壊れないPC”、PanasonicのPronote FG。97年あたりのモデルと見られ(ちなみに現行製品はこちら)、Pentium-133MHz搭載でインド人もびっくりの2万4800円なり。
 放り投げてみたり車に轢かせてみたり2階から落っことしてみたり、実験のし甲斐がありそうでモノとしては非常に楽しそうだが……それで2万円は高い。予算の都合上ボツ。
 そして、SIMMはもちろんのこと今まで見たこともないようなメモリの山もあったのだが、容量も、どこの何に使えばいいのかもまったくわからない。使い道があるとすれば、穴をあけてちょっとカッコいいキーホルダーとか…。



【その2】8インチ外付けFDD

 次に、もう1つのメインストリート、芳林公園の北から昌平橋通り方向に1本入ったジャンクショップが並ぶ通りに向かう。そして入ったのは、公園向かいの老舗の雰囲気を漂わすジャンクショップ。
 店内には、埃をかぶりかけた新旧……いや新し目のパーツはほとんどなく年季の入ったパーツが棚にぎっちりと詰まれ、奥で店番をする気難しそうなお爺さんもいい感じである。
 その中にあったのがこれ。見てそのまま、8インチFDDドライブである。しかもPC-980x用。
 いや、5インチ内蔵ドライブとかなら探せば結構見つかるしとりあえず使えそう(?)なのだが、いかんせんネタとしては弱い。それでは5インチを飛び越してこれならどうか…と。98の5インチドライブが“がちゃこんがちゃこん”言いながらシークする音は今も耳に焼き付いているが、8インチの音というのはまだ聞いたことがない。
 というわけでどうかと思ってみたのだが……はてさて現在のPCに接続することを考えると、おそらく変換コネクタをかませば大丈夫なはず……なのだが、店のお爺さんに変換コネクタはあるかと聞いてみると「そんなものはない」とのこと。
 実はジャンク道、こういう小物パーツを探すのが非常に難しいのだ。そこいらの店をハシゴして変換コネクタひとつ探す気にはさすがになれないし、そうするとこのネタはそれっきりになってしまう可能性が高いのでボツである。



【その3】謎のノートPC用基板

 ここで一度1つ目の大通りに戻り、ジャンクショップが出している露店を覗いてみる。
 と、プチプチビニールに包まれて路上の段ボールに入っていた謎の基板たち。ばっちり入っていたDELLのロゴで出所安心……のわけはない。入っていたのはどれもマザーボードだけだが、別の所にはノート用かと思われるモデムチップの載ったドータカードらしきものもあったりしたので、上手くパーツを集めれば1台でっち上げられるか? という期待が一瞬ふくらみかけた。
 しかしである。肝心のCPUが付いていないのだ。基板から機種を割り出して使えるCPUを特定して、そのレアなモバイルモジュールを入手して、ついでにその機種用の液晶パネルを探し出して……「三千里」ではすまない気がしてくる。動作させるためのパーツの入手にどれだけ資金がかかるかも全く想像付かないので、あえなくボツとなった。



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