4月18日の記事でお伝えした真っ赤なヒートシンクが「まきお1号」(型番:SIR-8040FH)が、ようやくショップに入荷し販売が開始されている。このヒートシンクはアルファ製、8cm角サイズのものにアルマイト加工を施したという。フィンは一部にアルファ製CPUクーラーにも採用されている6角フィンだ。SocketA用の製品となっており、ショップで販売されているものにはヒートシンクと銅板のほか、ネジ、ワッシャー、インテークカバー、グリスなどが付属するようだ。
まきお1号は、見る人を圧倒する色はもちろんだが、分厚い銅板がセットになっているのが特徴。この銅板をヒートシンク底面につけて使用する。アルミに銅を埋め込んだハイブリット型の製品はよく見かけるが、銅板が単品で同梱されているケースは珍しい。もしかしたら、銅板だけを違う冷却目的に使おうというマニアもいるかも知れない。
ヒートシンクの拡大写真。フィン1本1本が6角になているのがわかるだろう |
製品の固定方法。ソケットのツメではなく、マザーにの穴を利用する |
また、笑ってしまうのが添付のグリス。チューブ状でもなく、注射器型でもなく、魚の形をした容器に入っているのだ。そう、よく弁当などで見かけることがある醤油入れの容器である。最初は何かの間違いかと思ったが…なんとも、唐突かつチープな雰囲気をかもし出している。
販売を開始したのは高速電脳とコムサテライト3号店で7500円となっている。ファンは付属しない点、大きさが大きさだけに搭載可能マザーが限定される点などは注意が必要。また、店頭のポップにもあるように、ネジのしめ過ぎた場合にはCPUのコアを破損する恐れがあるので、装着時には用心していただきたい。
【取材協力】