■動作確認
今回の自作コントローラは単純な回路なうえ、大電流が流れるわけでもないので壊れる心配はまず要らない。動作確認もお気楽なのだ。
まずは改造キーボードをPCのPS/2ポートに接続し電源投入。Windowsが起動したらメモ帳でテキスト入力。足シフトはバッチリ機能する。続いてご機嫌でCtrlキーとAltのテストに移る。…とっ、ところが反応しない。どうも配線が間違っているようだ。慌ててまたキーボードを分解して配線を確認する。フイルム状のパターンは非常に長くグルグル回り道をしているので、辿っているうちに自分の目もグルグル回ってくる。冷や汗をたらしながら配線のチェックをしているところで知人が遊びに来たのだが、その知人が一言。「テスターでチェックすれば」…そうです。初めからそうすれば良かったです。結果的にやはり配線が間違ってました。今までの苦労はいったいなんだったのだろう。
キーボードが見事機能したので、続いてマウスのテスト。こちらはバッチリ。USBなのでホットプラグ対応でPCの動作中の抜き差しもOK。非常に快適な操作性だ。これならカップラーメンを食べながらでもインターネットできる。これは便利。
使い込んでいくと足の操作にも慣れ、特に足シフトは手放せなくなりそうだ。実はこの原稿も足シフトを活用して書いていたりする。これぞ究極のマンマシンインターフェースだ。これを超えるには視線入力くらいのハイテク装備でなくては太刀打ちできないと、筆者のテンションも上がる一方。安くて簡単その上便利、所有する喜びも最高。一家に一台フットコントローラ。しかもパットモードにすればゲームまでできる…。まあ強いて足でゲームをする必要があればだが…。えっ要らない。そうですか……。
完成したフットマウス |
ボタンの割り付け説明 |
完成したフットコントローラ |
最後の最後で大きな誤算が発覚。机の下に納まりきらない。デスクを移動して意地でも使おう。