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128MBのメモリを搭載した「Rio800」が販売開始

2001年04月27日 21時43分更新

文● 小磯

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販売中

 128MBのメモリを標準で搭載したシリコンオーディオプレーヤ「Rio800」がソニックブルーから登場。クレバリー3号店が3万6800円で販売を開始している。すでに128MBのメモリを搭載するシリコンオーディオプレーヤとしてはノバックから「iAUDIO-128」が3万円程度で登場しており、Rio800は若干割高。ただし、その分機能が詰まったプレーヤだ。



Rio800

 Rio800はただメモリが増えただけではない。“Rio”シリーズではじめて、最大8時間の音声録音が可能となったのが大きな特徴だ。録音フォーマットはWAVE形式。また、Rioシリーズのシリコンオーディオプレーヤとしてはじめてリモコンや充電池を標準装備した点も見逃せない。充電池は2.5時間の充電で約10時間の再生が可能。Rio600が他社製品に対して持っていた弱点を克服したうえでメモリをRio600の標準メモリから標準で4倍に増強したわけで、待っていた人は少なくないだろう。



バックパック
バックパックはRio600と互換性がある。128MBのメモリはすべて写真左の本体に搭載されているため、バックパックによりメモリの強化が可能だ
リモコンとイヤホン
リモコンとイヤホン。リモコンのボタンはやや押しづらい

 対応ファイルフォーマットはMP3/WMA。ビットレートは16~320kbpsおよびVBR(可変ビットレート)をサポートしている。S/N比は90dB。インターフェイスはUSBとなっている。サイズは60(W)×95(D)×24(H)mmとRio600とほとんど変わらず、デザインにも大きな変化はないが、本体のボタンのレイアウトが違うため、Rio600用のフェイスプレートを利用できない点には注意が必要だ。

ソフトケース
同梱のソフトキャリングケース

 なお、パッケージにはRio800用のソフトキャリングケースを同梱しているが、購入者には無償でRio800用ハードタイプのキャリングケースを提供するとしている。詳細についてはソニックブルーのウェブサイト内当該ページを参照してほしい。



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