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NTT-ME、BSデジタル関連機器の販売/取付/設定サービスなどに参入

2001年04月17日 23時25分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は17日、BSデジタル放送関連ビジネスに新規参入し、BSデジタル放送関連機器の販売/取付/設定サービスの提供を、同日に開始したと発表した。同社は併せて、家庭内のBSデジタル放送受信機器と電話回線との接続に関する支援サービスで、(株)ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS)と業務提携したと発表した。

今回、同社が発表したBSデジタル放送関連で提供するサービスは、BSデジタル受信機器に接続する通信回線の配線工事“双方向通信配線サービス”、BSデジタルハイビジョンチューナー/BSパラボラアンテナ/ハイビジョンテレビなどの“BSデジタル放送機器の販売”、ベランダや壁面への“アンテナ取付サービス”、機器の設定や操作方法の説明を行う“出張セットアップサービス”、“お客様相談センタ”での各種コンサルティングサービスなど。従来、BSデジタル放送を受信するためには、放送事業者/通信事業者/販売店など、複数の窓口で手続きを行い、配線工事などの各種サービスを受けていたが、今回のサービスでは、同社が窓口となって一括して提供するという。さらに、同社が提唱する通信と放送が融合した“Tモード”サービス(テレビ対応インターネット番組やインターネット対応テレビなど)にも対応できるように、BSデジタル放送機器のほか、インターネット端末『わくわくステーションパック』とISDNターミナルアダプター『MN-128シリーズ』などの販売や、ISDN/ADSL回線の申込代行サービスも、オプションとして提供するとしている。料金は、双方向配線サービスが9000円から、アンテナ取付サービスが1万2000円から、BSチューナー/BSアンテナ/各種工事をセットにした『わくわくTVパック』が約12万円から。

また、B-CASとの業務提携の主な内容は、B-CASがユーザーに対して、双方向通信配線に関する相談窓口として、NTT-MEのお客様相談センタを紹介するというもの。具体的には、各メーカー製のBSデジタル受信機器に同梱される『B-CASカードご利用案内パンフレット』に、NTT-MEを双方向通信配線の相談窓口とする誘導広告を掲載したり、双方向通信配線に関してユーザーからB-CASへ問い合わせがあった場合にNTT-MEを紹介するとしている。相談窓口となるNTT-MEのお客様相談センタは、17日に開設。なお、B-CASは、有料放送での課金に必要なB-CASカードを発行している企業。

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