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キヤノン、光学3倍ズームの『IXY DIGITAL』新機種を発売

2001年03月15日 14時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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キヤノン(株)は15日、デジタルカメラの新機種として、コンパクトタイプ『IXY DIGITAL』の最新機種『IXY DIGITAL 300』、および『PowerShot A10』『同 A20』を発表した。

光学3倍ズームで世界最小クラスの『IXY DIGITAL 300』

IXY DIGITAL 300は、1/2.7型211万画素CCDを採用し、光学3倍ズーム/デジタル2.5倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラで、現行のIXY DIGITALの上位機種となる。光学3倍ズームクラスで幅94.8×奥行き29.9×高さ62.5mm、重量240gと世界最小サイズ(同社)を実現している。4月上旬発売で、価格は8万5000円。

IXY
コンパクトサイズのデジタルカメラ『IXY DIGITAL 300』。本体外装には腐食に強いステンレス合金を採用、ボディ前面にはヘアーライン加工仕上げを施している。内蔵基板回路を集積したことでボディサイズを小型化できたという。なおレンズ収納時はフルフラットボディとなる

レンズは焦点距離5.4~16.2mm(35mmフィルム換算で35~105mm相当)の沈胴式レンズを搭載しており、2.5倍のデジタルズームを併用すれば最大7.5倍のズームが可能。通常時の最短撮影距離は76cm、マクロ時は16cm(ワイド端)まで接写可能。ライトガイドストロボの到達距離は約3.5m。

フィルターを従来の補色フィルターから原色フィルターに変更することで色再現性が向上した。また原色フィルターを採用したことによる解像度や輝度S/Nの低下を防ぐため、新設計のデジタル信号処理LSIを搭載、これにより補色タイプと同等の解像度とS/Nを実現するという。

また、独自開発の高性能インテリジェントAE技術により、低輝度や逆光、近距離ストロボ使用時などでも高精度な露出が得られるという。ホワイトバランスは、画面を10万個以上のブロックに分割し、各ブロックごとにホワイトバランス用のデータを収集、演算している。さらに、シャッター速度が1/6秒以上になるとノイズ防止用のノイズリダクション機能が自動的に作動するようになっている。

毎秒約20フレームの音声付きの動画も撮影可能。640×480画素で最大4秒、320×240画素で最大10秒、160×120画素で最大30秒まで撮影できる。そのほか、カメラ本体とカードフォトプリンター『CP-10』(後述)を専用ケーブルで接続するだけで画像をプリントアウトできるダイレクトプリントモードを搭載する。

液晶モニターは1.5型低温ポリシリコンTFT液晶カラーモニターで、インターフェースはUSBとA/V出力。電源は現行のIXY DIGITALと共通の充電式リチウムバッテリーを採用しながらも省電力化を図り、液晶モニターON時で120画像、OFF時で270画像の撮影が可能。連続再生時間は85分。

低価格モデルの『PowerShot A10』と『同 A20』

『PowerShot A10』および『同 A20』は、低価格モデルのデジタルカメラ。A10は1/2.7型132万画素CCDを採用し、光学3倍ズーム/デジタル2倍ズームを搭載したモデルで、A20は1/2.7型211万画素CCDを採用し、光学3倍ズーム/デジタル2.5倍ズームを搭載したモデル。A10は6月上旬発売で価格は4万9800円、A20は5月中旬発売で、価格は5万6000円となっている。

A10
低価格デジタルカメラ『PowerShot A10』
A20
『PowerShot A20』。A10と本体デザインは同じだがカラーリングが異なる

両製品ともレンズは焦点距離5.4~16.2mm(35mmフィルム換算で35~105mm相当)で、通常時の最短撮影距離は76cm、マクロ時は17cm(ワイド端)まで接写可能。IXY DIGITAL 300と同じく原色フィルターを採用し、デジタル信号処理LSIを搭載する。液晶モニターは1.5型低温ポリシリコンTFT液晶カラーモニターで、インターフェースはUSB。A20はビデオ出力端子も装備する。またダイレクトプリントモードによりCP-10と接続してPCなしでの画像印刷が可能。

電源は単3アルカリ電池および単3ニッケル水素電池。単3アルカリ電池を利用すると、液晶モニターON時で約200画像、OFF時で約500画像の撮影が可能。単3ニッケル水素電池を利用した場合は、液晶モニターON時で約350画像、OFF時で約1000画像撮影できる。本体サイズは幅110.3×奥行き37.6×高さ71mm、重量は250g。

PCなしで画像を印刷できるプリンター『CP-10』

カードフォトプリンター『CP-10』は、カメラ本体と接続するだけで、画像をカードサイズで印刷できる専用プリンター。プリント操作はカメラ本体の液晶モニターで行なう仕組みとなっている。300×300dpiの昇華型熱転写方式で、256階調のカラー印刷が可能。プリントサイズはふちなしが54×86mm、ふちありが50×66.6mm、シール紙が22×17.3mm。プリント時間はふちなしで58秒、ふちありで56秒、シール紙で53秒。インターフェースはUSB。電源は専用ACアダプターで、本体サイズは幅108×奥行き125×高さ47mm、重量は510g。5月上旬発売で、価格は3万円。

CP-10
コンパクトなカードフォトプリンター『CP-10』(写真右)

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