このページの本文へ

インフォマジック、『Matrox RT2000 MEGA Pack 3.0』を発表

2001年03月09日 21時34分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ジャパンマテリアル(株)のインフォマジック事業部は9日、カナダのMatrox Electronic Systems社の製品でリアルタイム・ノンリニアビデオ編集カード『Matrox RT2000 MEGA Pack 3.0』を4月中旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス(予想価格は約15万円)。

『Matrox RT2000 MEGA Pack 3.0』
『Matrox RT2000 MEGA Pack 3.0』

『Matrox RT2000』は、アナログ/デジタルビデオで撮影した映像をPCに取り込み、映像と音楽のつなぎあわせや、3D/2Dエフェクト、トランジション(画面を転換する際の効果)を使ったリアルタイム編集が可能なビデオ編集カード。

『Matrox RT2000 MEGA Pack 3.0』は新たにWindows 2000に対応し、対応OSはWindows 2000/Meになる。Windows 95/98/98SEはサポートされない。新たに追加された機能は、

『Adobe Premiere 6.0』に対応
『Adobe Premiere 6.0』に新たに対応する。これまではレンダリング作業が必要だった『Adobe Premiere』標準のトランジションを、60種類以上リアルタイムで処理できるようになった。
16:9ワイドスクリーンに対応
縦横比16:9のワイド映像を編集することが可能になった。
『Matrox Media Tools』添付
DVキャプチャーユーティリティ『Matrox Media Tools』を添付。DVテープのスキャニング、バッチキャプチャーを自動で行なうことができる。
業務用機種『Matrox DigiSuiteDTV』『Matrox DigiSuiteLX』との互換性を実現
業務用ノンリニア編集システム『Matrox DigiSuiteDTV』、『Matrox DigiSuiteLX』とのデータの互換性を実現した。
動作プラットフォームを拡大し、Intel815系をサポート
対応PCは、これまではAGPアパーチャサイズ(ビデオメモリのアドレス空間) を256MBに設定可能な機種でなければ動作しなかったのが、『Matrox RT2000 MEGA Pack 3.0』では、64MBでも動作するようになった。さらに、これまでは動作しなかったIntel815系チップセットを搭載したPCをサポート。OSがWindows Meの場合、必要とされるメモリーは128MB。ただしIntel815系チップセットを搭載したPCでは、メモリーを256MB以上実装する必要がある。OSがWindows 2000の場合は、機種に関係なく256MBのメモリーが必要となる。

などとなっている。

編集機能は、DVおよびMPEG-2でのノンリニア編集が可能で、バンドルされるDVDオーサリングツール『DVD it!』で編集した映像をDVDオーサリングできる。DV/DVCAM/DVCPROに対応しており、3時間を超えるアナログ/デジタルキャプチャーが可能。また、映像と音声を別々に編集することができる。

パッケージに含まれるのは、専用AGPビデオカードと『Matrox RT2000』本体(PCIカード)、専用アナログ入出力ユニット、『Matrox Media Tools』、タイトル作成ソフト『INscriber TitleExpress』などとなっている。入出力は『Matrox RT2000』本体にはIEEE1394端子が2つ、アナログ入出力は専用ユニットのコンポジットビデオ、S端子で行なう。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン