(株)アイ・オー・データ機器は、無線LAN機能を持つスイッチングハブ「WNA-FSWH4」と、USB接続のLANアダプタ「USB-ET/TX-S」を3月下旬に発売する。
無線LAN機能を持つスイッチングハブ「WNA-FSWH4」。背面のディップスイッチで無線周波数/通信速度/マスターとスレーブの選択などを設定できる。詳細な設定はPCからWNA-FSWH4にTelnetで接続して行う。 |
WNA-FSWH4は、10BASE-T/100BASE-TXに対応した4ポートのスイッチングハブ機能に加え、WNA-FSWH4同士をIEEE802.11規格の無線で接続する機能を持つ。IEEE802.11b規格の無線通信機能を搭載したPCなどの端末子機を接続するには別途無線LANのアクセスポイントを用意する必要がある。また、有線LAN機能を持つため、既存の有線ハブをWNA-FSWH4と交換する際にLANアダプタの設定を変更しなくてよいなど、気軽に導入することが可能。
無線のデータ転送速度は1/2/10Mbps。1/4/7/13chの4チャンネルを選択でき、通信周波数帯域は、2.40~2.48GHz(直接拡散方式)となる。転送速度10Mbpsでの電波到達範囲は、屋内約30m/屋外約50m。無線で送信されるデータのセキュリティは、独自に開発した暗号化方式、および端末に搭載するEthernetアダプタのMACアドレスを登録して制限することなどにより保持される。また、無線障害などが発生した場合でも、応急処置としてWNA-FSWH4同士をケーブルで接続して対応することも可能。
本体上部に電源/ネットワーク/無線受信レベルなどを表示するLEDを装備する。
本体サイズは187(W)×122(D)×31.5(H)mm、重量は約320g。価格は3万4800円。
USBインターフェイスのLANアダプタ「USB-ET/TX-S」。「LEDインジケータ」を装備し、接続状況が一目で分かる。 |
USB-ET/TX-Sは、カードスロットの空きが少ないデスクトップPCやノートPCに適したUSB接続の外付けLANアダプタで、10BASE-T/100BASE-TXに対応する。ケーブルとコネクタが一体となったデザインで、本体サイズ34(W)×62(D)×27(H)mm、重量34gと軽量コンパクトなのが特徴。バスパワー対応で外部電源は不要。
対応OSは、Windows 98/Me/2000。価格は4800円。
(株)アイ・オー・データ機器
問い合わせ先 ご購入案内窓口 03-4288-1039/06-4705-5544/076-260-1024