インターキュー(株)は27日、4月1日に「グローバルメディアオンライン株式会社」(以下GMO)に社名を変更すると発表した。あわせて、ホスティング事業を行なっている(株)アイルと(株)ラピッドサイトの2社の買収も発表した。
インターネットメディアグループ戦略
同社は社名の変更の理由として、これまでより“グローバル”なサービス展開が可能になってきており、“インターネットメディアグループ戦略”を推進し、総合的な“オンライン”サービスを提供する企業を目指していく上での変更と説明している。
そのほかの理由として、ダイヤルQ2を利用した「interQ ORIGINAL」ブランドから来るプロバイダーというイメージを払拭したいという点も挙げている。
同社は、ISPのほか、ホスティングやレジストラ事業、メールマガジンへの広告配信など、インターネットに係わるざまざまに事業を展開している。それらのシナジー効果を利用して新たなステージへ進むブランドとしてGMOを選択したという。
ホスティング2社を買収
同日発表となったホスティング事業を行なう2社の買収は、両社の親会社である(株)ドッドウェルビー・エム・エスと、株式交換によって行なう基本合意に達したという。
インターキューの従来からのホスティング契約数とこの2社の契約数を合わせると約4万2000件となり、(株)クレイフィッシュを抜き第1位の契約数になるという。インタ―キューでは今後も買収や合併などの形でホスティング事業を拡大していく方針だ。
なお、2社のホスティングサービスは現在の契約と変わらず継続され、サービス内容や料金の変更は発生しないという。ドメイン名の登録や管理については「お名前.com」に移管される予定とした。