先日、ATI Technologiesが同社のビデオカード“RADEON”ファミリの価格改定を行い、その影響がこの週末あたりから多少見られるようになってきた。大きく値を下げたのはバルク版の「RADEON 64MB DDR」と「RADEON 32MB SDR」。ともに5000円以上値下がりした。また、先週登場した、詳細不明ながら「RADEON VE」の廉価版と思われる「RADEON LE」は、流通量の増加にともない価格も若干下がってきた。
ただし、ショップに聞いてみると、価格改定の効果は思ったほどではないもよう。1万円台前半のRADEON LEこそ物珍しさも手伝って比較的好調に売れているようだが、そのほかは期待していたほどではないようだ。また、はじめから効果のほどを疑問視して、価格改定を行っていないショップもあるなど、RADEONに対するアキバの評価は依然として芳しいものではない。