(株)NTTドコモは、携帯電話やPHSと接続する携帯型メール&Web端末「カラーブラウザボード」を発売した。価格はオープンプライスながら、実売価格は2万円以下と想定されており、この低価格さが一番の特徴だ。
カラーでWebブラウジングが可能な携帯型メール&Web端末の「カラーブラウザボード」。 |
カラーブラウザボードは、320×240ドット/256色表示の3.8インチSTN液晶を搭載する携帯メール&Web端末。同社の「ポケットボード」シリーズを継承し、底面には携帯電話/PHS接続ケーブルを収納できるほか、前面にはCFカード型PHS「P-in Comp@ct」専用スロットを持つ。
本体は166(W)×110(D)×30(H)mm、重量は320gと小型軽量ながら、キーピッチ14mmと幅広のキーボードを装備するのが特徴。Webブラウザはフレーム対応で、横方向のみ一律1/2に縮小表示する機能を備える。メールではテキストに加えて添付画像ファイル(受信/表示できるのはJPEG、GIF、PNGのみ)を受信する機能が搭載され、受信画像管理する「アルバム機能」も持つ。ユーザーメモリは1MBを搭載し、アドレス帳は最大500件、送信メールは最大200件、受信メールは最大300件を保存可能。また、本体側面にワンタッチボタンを持ち、液晶を閉じた状態のままでも電源投入→メーラ起動→未読メール受信→未送信メール送信→回線切断、という一連の処理を自動実行する。
電源は専用リチウムイオン充電池を内蔵し、連続7時間のオフライン使用、連続約4.5時間(携帯電話接続)/約3時間(P-in Comp@t)の通信が可能。
携帯電話(ドッチーモ含む)用と、PHS用の接続ケーブルはオプションで、いずれも2900円。
なお、この機種に関しては近日中にレビューを掲載する予定。
(株)NTTドコモ
問い合わせ先 0120-800-000/151(NTTドコモの携帯電話・PHSからの場合)