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RELICS -The 2nd Birth-ファーストインプレッション

RELICS -The 2nd Birth-ファーストインプレッション

2001年01月30日 23時03分更新

文● サチ遠藤

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RELICS  -The 2nd Birth-ファーストインプレッション

ボーステック

オープンプライス(3月下旬発売予定)

1986年にPC-9801版、PC-8801版などでデビューし、それから13年後の1999年にWindows版としてストーリーはそのままに画面と操作性を一新して登場した「RELICS The recur of "ORIGIN"」。そして2001年3月下旬、前作の続編にあたる「RELICS -The 2nd Birth-」が最大4名までのマルチプレイ機能を引っ提げて新登場だ。なお、次ページに月刊ASCII DOS/V ISSUE 1999年11月号に掲載した前作のレビューを再掲載したので、そちらもぜひご参照いただきたい。

 「RELICS」の特徴は、倒した相手の肉体に精神を乗り移る「スピリットライド」の能力を使い、時には人でなくモンスターになって、その体を操りながら物語を進めるという斬新なシステムにある。

研究に研究を重ね、兵士からウサギ(惑星生物のモンスター)に乗り移ったところ。

 今回紹介する「RELICS -The 2nd Birth-」は、前作からかなりの時を経た未来の物語として始まる。小さな惑星に「MARX」と名乗る人類が到着し、それから50年後、惑星探査中に発見された古代遺跡・通称「レリクス・ポイント」で調査を開始するうちに、スピリットライドの能力を持つ「HEAVEN」と「HELL」という敵対する二つの種族を知る。永遠の命を夢見たMARXは、スピリットライド能力の研究を始め、やがてひとりのMARX兵士がこの能力を会得する。プレイヤーはこのMARX兵士となり、彼の数奇な運命の物語を進めていくこととなる。



新しくなったゲームシステム

 前作では、一度別の体に乗り移ると、それ以前に持っていた能力はなくなっていたが、本作では一度覚えた技や特殊能力は、ほかのモンスターなどに乗り移ったときにもそのまま引き継がれるようになった。つまり、スピリットライドを繰り返せば、繰り返すほど様々な能力を身につけることができるというわけだ。

今回は仲間2名を連れて冒険することが可能。しかしなんでしょうか、このバカデカイくじらみたいのは……。

 また、今回新たに自分以外に2名までの仲間を加えて行動できる「同行者システム」が採用された。選択できる仲間は、ゲームを進めるに従って増えていき、全部で8名登場する。選択する仲間によっては、ゲームをぐんと有利に進められるという。さらにエンディングも、前作のマルチエンディング方式ではなく、通常プレイ時は分岐せず、1回クリア後にクリアしたデータをロードすると、新しいエンディングが見られる方式へと変わっている。



ネットワーク対戦はどうなる?

ネットワークゲームで、マルチプレイ時の画面。画面下部を見ると、1P、2Pが誰だか一目でわかるようになっているようだ。

 気になるネットワークプレイでは、本編とは独立したネットワーク専用マップを4種類用意。最大4人までのマルチプレイが可能となっている。ストーリー的なつながりはないものの、本編で入手した肉体やアイテムをネットワークプレイの際に使用できたり、反対にネットワークプレイで入手したアイテムを本編で使うこともできる。接続方法はTCP/IPで、IPアドレスの直接入力のほか、簡易ロビーによる接続用サーバを準備しているとのことだ。



オープニングムービーやイベントムービーのグラフィックもレベルアップ! 美しい~

 このほか“キャラクターサイズが小さくて見づらかった”というユーザーの意見を採り入れ、前作比1.2倍の大きさとなり、登場するキャラクターは120体以上、アイテムも120種以上と大幅に追加、色数も6万色になるなど、非常に力が入っている。さらに、オープニングムービーや、イベントムービーのグラフィックもパワーアップしているとあって、物語を盛り上げてくれること間違いなしだ。


開発元 ボーステック(株)
発売元 開発元に同じ
問い合わせ先 03-5731-2341
価格 オープンプライス(実売9800円前後、3月下旬発売予定)
対応OS Windows 98/Me+DirectX 7.0
CPU PentiumII-266MHz以上(PentiumII-300MHz以上を推奨)
メモリ 64MB以上(96MB以上を推奨)
ビデオ 640×480/6万色以上
HDD 700MB以上(予定)
CD-ROM 8倍速以上
マルチプレイ 最大4人までのマルチプレイ(TCP/IP)

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