NTT移動通信(NTTドコモ) TZ-803B 携帯電話(1989年) |
「円」と「線」を巧みに組み合わせた美しいデザインは10年以上経過した現代でも古さを感じない。 |
アンテナは中央部から真直ぐに伸びた。収納した状態だと受信感度が落ちたため、待受け時には、このようにアンテナを立てた。 |
着信音量の表示はアンテナバーを代用。3段階に表示した。 |
同様に受話音量の表示もアンテナバーを流用。これも3段階。 |
底部に銘板がある。認定は日本電信電話株式会社となっている。 |
アダプタの接続端子はなんと電池パックに直接付いていた。 |
ベルトも電池パックに取り付けられている。ちなみに、左が初期型、右が後期型(ベルトがやや大きい)。 |
形式 | TZ-803B |
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方式 | アナログ大容量方式 |
製造メーカー | 松下・NEC・三菱 |
発売年月 | 1989年2月 |
高さ | 175mm |
幅 | 42mm |
厚さ | 92mm |
重さ | 660g |
連続通話時間 | 75分 |
最大出力 | 1W |
電池形式 | NiCd |
TZ-803Bには、初期型のTZ-803B、秘話機能付きのTZ-803Bi(音)、拡張された周波数帯も使えたTZ-803BCなどのバリエーションがあった。また正面のロゴは発売時には「NTT」のマークだったが、1992年のNTTドコモ発足後は、「NTTドコモ」のマークのカバーに順次交換された。