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桃井はるこ 夢の携帯博物館

第1回 NTT移動通信(NTTドコモ)・TZ-803B 携帯電話

2001年01月26日 03時28分更新

文● 編集部

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NTT移動通信(NTTドコモ) TZ-803B 携帯電話(1989年)


「円」と「線」を巧みに組み合わせた美しいデザインは10年以上経過した現代でも古さを感じない。


アンテナは中央部から真直ぐに伸びた。収納した状態だと受信感度が落ちたため、待受け時には、このようにアンテナを立てた。


着信音量の表示はアンテナバーを代用。3段階に表示した。




同様に受話音量の表示もアンテナバーを流用。これも3段階。




底部に銘板がある。認定は日本電信電話株式会社となっている。


アダプタの接続端子はなんと電池パックに直接付いていた。


ベルトも電池パックに取り付けられている。ちなみに、左が初期型、右が後期型(ベルトがやや大きい)。

形式TZ-803B
方式アナログ大容量方式
製造メーカー松下・NEC・三菱
発売年月1989年2月
高さ175mm
42mm
厚さ92mm
重さ660g
連続通話時間75分
最大出力1W
電池形式NiCd

TZ-803Bには、初期型のTZ-803B、秘話機能付きのTZ-803Bi(音)、拡張された周波数帯も使えたTZ-803BCなどのバリエーションがあった。また正面のロゴは発売時には「NTT」のマークだったが、1992年のNTTドコモ発足後は、「NTTドコモ」のマークのカバーに順次交換された。

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