ノベル(株)は15日、ハイアベイラビリティーサーバークラスタリング製品『Novell NetWare Cluster Services(ノベルネットウエアクラスターサービス) 1.01』の出荷を17日に開始すると発表した。対応OSはサーバー側がNetWare 5.1/5で、クライアント側がWindows 98/95/NT。
同製品は、ネットワーク上のデータ、アプリケーション、サービスを常に利用できるようにするために、ネットワーク上の個々のサーバーを1つの集合体(クラスター)として稼動させるもの。これにより、ネットワークの高可用性を提供でき、サーバーのアップタイム(正常稼働時間)を最大化するという。
1つのクラスターは最大32のノード(クラスター内のネットワークサーバー)をサポートする。クラスター内のノードに障害が発生した場合、そのノードから提供されていたリソースとサービスはクラスター内の別のノードに自動的に引き継がれる。共有ディスク環境としてSAN(Storage Area Network)または共有SCSIをサポート。特に、兼松エレクトロニクス(株)が提供する、同社認定のSAN『MAGNITUDE』との親和性が高く、急激に増加するユーザーデータの拡張にも対応できるという。
製品形態は、2台分のクラスターサーバーライセンスと10ユーザー分のアクセスライセンス、追加用のクラスターサーバーライセンス、追加用のユーザーアクセスライセンス 5/10/25/50/100/250/500ユーザーなど。価格は同社の大規模ライセンス販売プログラム“Novell Customer Connections(NCC)が適用される。
