「ORACLE MASTER」が3万人を突破、OTNも年内にも5万人に
【OOW Vol.7】「Portal.Oracle.com」の日本展開は?
2000年12月15日 16時23分更新
日本オラクル(株)のプライベートショー「Oracle OpenWorld 2000」が14日と15日の両日、東京・東京ドームシティにおいて開催され、初日の14日には5万3539人の来場者があった。
展示会場(東京ドーム) |
「ORACLE MASTER」が3万人を突破
日本オラクルは15日、技術者認定制度の「ORACLE MASTER」の取得者が11月下旬に3万名を超えたと発表した。また、オラクル製品の開発者コミュニティ「Oracle Technology Network Japan」(以下OTN)の登録者数も年内にも5万人に達する勢いという。OTNは、開始から約半年でマイクロソフト(株)の開発者コミュニティとほぼ同等のサイズに成長したことになる。
OTNを紹介している展示コーナー |
また、日本オラクルではWeb Based Training(WBT)の教育サービスである「Net Class」にも注力しているが、これを2001年春、グローバルな教育サービスである「Oracle Learning Network」(OLN)に名称を統合するという。
開場に設けられた「Netclass iNavigator」。「あなたのオラクル度を測ります」と、その場で診断結果が得られるコーナーで来場者は次々に実力試し |
「Portal.Oracle.com」の日本展開は?
「Portal.Oracle.com」は、米国で11日に発表されたばかりのASPサービスで、Oracle9iのEnterprise Portal機能を提供するサービスだ。米国では、最初の3カ月間が無料で、そのあとは1GBあたり月額100ドル(約1万1000円)に設定されている。
同サービスの日本展開について、保科実執行役員は米国で発表されたばかりであり、開始の時期などは未定としながら、「OTNといっしょに展開していくようになるのではないか」と、語った。