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汽車でGO!

汽車でGO!

2000年12月14日 22時33分更新

文● 中村聖司

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 (株)アンバランスは、(株)タイトーの蒸気機関車運転シミュレーション「汽車でGO!」を2001年2月9日より発売する。対応OSはWindows 95/98/Meで、価格は5980円。

「汽車でGO!」のタイトル画面。

 「汽車でGO!」は、タイトーが1999年にプレイステーション向けで発売したタイトルの移植版だ。基本的なゲームシステムは同社の看板タイトル「電車でGO!」をそのまま用いているものの、電車と根本的に運転方式の異なる蒸気機関車を主役にすることで、電車でGO!とはひと味違った運転が楽しめる。

京浜東北線の品川-田町間をぐんぐん走るC58型テンダー式蒸気機関車。画面下に見える蒸気は「ドレイン」操作で内部にたまった水を吐き出している様子。

 実際の蒸気機関車の運転は、機関士と機関助士の2人体制で運転が行われるが、本作ではそれを2人同時プレイで実際に体験できるモードが用意されている。蒸気機関車ならではの特殊操作には「逆転機」「加減弁」「空気圧ブレーキ」「ドレイン」「砂まき」などがあり、とてもひとりですべては操作しきれないため、ひとりプレイモードでは、遊びやすいようにいくらか操作が簡略化されている。ふたりプレイモードは、それでは満足できないリアル志向の人のためのモードだ。



「砂まき」は、上り坂や発車時など、車輪が空転しやすい場面で行う操作。これを京浜東北線でやっていいものかどうか、若干の不安は残るが、とりあえずじゃんじゃん撒いとこう。

 ふたりプレイ時の運転デバイスは、コントローラとキーボードの組み合わせが最適だが、キーボードのみでも操作可能ということだ。コントローラは、「電車でGO!」専用コントローラ(8800円)が使用できるほか、2軸2ボタンを搭載したジョイスティックやゲームパッドであれば問題なく遊ぶことができる。
 本作の収録路線は、京浜東北線(品川-上野)、磐越西線(新津-津川)/(郡山-会津若松)、信越線(高崎-軽井沢)の3本で、搭乗できる蒸気機関車は「D51」「C58」「C57」の3車両が用意されている。



雪の降りしきる磐越西線新津-五泉間を走る「SLばんえつ物語号」。機関士さながらに車両から身を乗り出して外の情景の眺められる外部ビューからの視点。寒そうである。

(株)アンバランス
問い合わせ先 03-5283-3625

(C)TAITO CORP. 1999,2000

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