デルコンピュータ(株)は6日、パソコンサーバー『PowerEdge(パワーエッジ)シリーズ』で、高さ1U(44mm)の筐体を採用したラックマウント型サーバー『PowerEdge 1550』を発表した。BTO方式に対応し、価格は、Pentium III-866MHz搭載モデルが27万8000円から、Pentium III-933MHz搭載モデルが29万8000円から、Pentium III-1GHz搭載モデルが31万8000円から。同社の法人営業部、ダイレクトセールス事業部、ホームページを通じて、同日に販売を開始した。
『PowerEdge 1550』 |
同製品は、CPUにPentium III、チップセットにServerWorks HE SL、グラフィックスアクセラレーターにATI Rage XLを採用し、128MBのメモリー(SDRAM)、9GB/18GB/36GBのHDD(Ultra 3 SCSI)、24倍速のCD-ROMドライブ、10BASE-T/100BASE-TXのLANアダプター、Ultra 3 SCSI対応のRAIDコントローラー、2つの64ビットPCIスロットを搭載する。最大2基のPentium III、最大2GBのメモリー(SDRAM)、ホットプラグ可能な最大3台のHDD(最大108GB)を搭載可能。ファン、電源などの故障時に警告する管理ツール『Dell OpenManage』を搭載し、工具無しで機器の交換が可能な設計という。対応OSは、Windows 2000(2001年2月にNT 4.0対応)、Red Hat Linux 7J。本体サイズは幅447×奥行き610×高さ44mmで、本体重量は12.3kg。同社では、ウェブサーバー、ゲートウェイサーバーなどのISPサーバーや、インターネットデータセンター用のASPサーバーへの利用を見込んでいる。