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米アップル、2001年度第1四半期の業績予測を下方修正

2000年12月07日 14時11分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)の6日付けの発表によると、米アップルコンピュータ社は現地時間の5日、10月と11月の売上が予測を大きく下回ったことをうけ、12月30日を末日とする2001年度第1四半期の売上と利益は当初の予測を大幅に下回る見込みと発表した。

それによると、売上が約10億ドル(約1102億6000万円)、投資利益を除いた純損失が2億2500万ドル(約248億850万円)から2億5000万ドル(約275億6500万円)の間と予測している。

売上が当初の予測より6億ドル(約661億5600万円)下回ったのは、すべての地域において店頭販売がふるわなかったことと、計画外の販売支援策および価格変更によるもの。純損失は、売上が目標に達しなかったのと、現行製品の部品購入が予定より減少したことで生じたキャンセル費用が原因という。

同社のCEOであるスティーブ・ジョブズ氏は「業界全体におけるパーソナルコンピューターの販売不振により、過去3年間で初めて利益を計上できない四半期となる。同期末までに流通在庫を通常レベルに削減するため全力を上げている。次の四半期には持続的な収益性を回復する予定である」と語った。

同社のCFOであるフレッド・アンダーソン氏は「同期の業績が予測を下回ったことから、2001会計年度の売上は60億ドル(6615億6000万円)から65億ドル(7166億9000万円)の間になる見通しである」と述べた。

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