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AFiNA Style

AFiNA Style

2000年11月22日 15時30分更新

文● 小林

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AFiNAのオリジナルソフトの「Tideo」

 内蔵ソフトの「Tideo TV/DV」は、ともにAFiNAシリーズのために開発されたソフトで、専用ランチャ「Sotec Media Controller」から起動できる仕組みになっている。Tideo TVは、電子番組表(iEPG)を利用した番組予約に対応し、動画ファイルはMPEG1/AVI形式での保存が可能。評価機のTVチューナでは、受信画像にノイズが入ってしまい、かつMPEG1で録画したファイルに若干のコマ落ちが見られるなど、画質面での不満が残ったが、10万円台前半という手ごろな価格で、流行のTV録画機能を体験できるのは、特に入門者にとって嬉しい部分だろう。

 一方、Tideo DVは、IEEE1394経由でDVから取り込んだ画像に、タイトルテロップを追加したり、ワイプやディゾルブといった特殊効果を加えることが可能。基本機能はボタンになっており、対応したボタンをクリックし、あとは画面の指示に従っていけばいいというかなり直感的なインターフェイスとなっているため、初めて使用した際にもとまどいは少なかった。

 動画の記録形式は、AVI/MPEG1に加え、MPEG2/4にも対応しており、Microsoftの「MediaPlayer 7」で再生できる。MPEG4では512kbps程度の低ビットレートでも画質を損なわず保存できるため、DVで撮影した数秒の画像を作成して、インターネット上で公開するといった使い方も楽しめそうだ。本体には、S-VIDEO出力を搭載するため、編集した動画をテレビ画面に表示したり、ビデオテープに録画し直すことなども可能だ。

動画編集ソフトの「TideoDV」とテレビ受信・録画ソフトの「TideoTV」

 なお、統合ソフトは標準でジャストシステムの「ジャストホームi」が付属するが、ソーテックオンラインでの直販では、B.T.O.オプションで、Office 2000 Personal(+2万円)も選択できる。会社で作成したWord/Excelのファイルを自宅でも編集するなど、ビジネス用途での利用を考えているなら、考慮してみるといいだろう。

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