楽天(株)は6日、中堅・中小企業間の取引を支援するためのB2B取引市場“楽天ビジネス”を12月1日に開始すると発表した。
楽天ビジネスは、同社の子会社である(株)プロトレードが運営するビジネスサービスの取引市場“プロトレード”の名称とURLを変更するもの。楽天のB2B(企業間取引)事業の統合ブランドとして、当面はプロトレードの行なってきたビジネスサービスの取引機能を強化しながら、事業の開発と推進に取り組んでいく。併せて、サービス提供者からシステム利用料の徴収を開始する。サービス希望者は従来どおり無料。
プロトレードは、ウェブデザイン、販促物作成、翻訳などの39種類の事業所向け外部サービスの受発注が行なえる仲介サイト。見積り依頼方式を採用し、複数の候補からの選択が可能。3月の取引開始から2200社以上の登録事業者、約1000件の見積り依頼を獲得したという。