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リコー、トリミング機能搭載の334万画素デジタルカメラを発表

2000年10月31日 16時18分更新

文● 編集部

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(株)リコーは31日、334万画素のCCDを搭載したデジタルカメラ『RDC-7』の改良機として、『RDC-7S』を発表した。価格は、RDC-7が10万8000円で、11月17日に販売を開始する。

『RDC-7S』

同製品は、6月に発売された334万画素CCD搭載のRDC-7の改良機。今回の改良では、“全体”と“部分の拡大”など、2つの撮影画像を1つの画像にする“分割撮影機能”を搭載。また、画像の必要部分だけを切り出せる“トリミング機能”、音声を撮影後に追加できる“音声アフレコ”、ネガフィルムをマクロ撮影してポジに変換する“ネガ撮影”などの機能も追加した。主な仕様は、レンズは7群10枚の3倍ズームレンズ(F2.6~3.4)を搭載し、焦点距離は7.3~21.9mm(35mm換算35~105mm)。デジタルズームは、1.3/1.6/3.2倍の3段階。フォーカスは、オート、マニュアル、固定(2.5m/無限)のいずれかを選べる。撮影感度は、ISO 150、200、400相当に切り替えできる。露出調節はTTL中央重点測光式プログラムAE)。ホワイトバランスは、オートのほか、マニュアルでの選択も可能。

記録フォーマットは、静止画がDCF準拠JPEG(Exif 2.1)とTIFF、文字情報がMMR方式(ITU-T.6)、動画がOpen DML Motion JPEG準拠のAVI、音声がWAV。記録解像度は、静止画は、3072×2307ピクセル、2048×1536ピクセル、1024×768ピクセル、640×480ピクセル、動画では320×240ピクセルとなっている。記録媒体は、8MBの内蔵メモリー以外に、8~64MBのスマートメディアも使用可能。静止画の記録枚数は、3072×2307ピクセルでファイン3枚/ノーマル6枚/エコノミー12枚、640×480ピクセルでファイン49枚/ノーマル90枚/エコノミー165枚。動画の記録時間は、毎秒15コマで約41秒。音声の記録時間は約16分。

ディスプレーとして、2インチTFTカラー液晶パネル(20万画素)が2つの回転軸で本体に付けられており、ディスプレーを見ながらいろいろなアングルの撮影を行なえるという。バッテリーは、専用リチウムイオン充電池が付属し、連続撮影時間が約50分で、液晶ディスプレーを使用した連続再生時間が約50分。本体サイズは、幅135.4×奥行き74×高さ26.6mmで、本体重量は約270g。パソコンとの接続インターフェースは、USBとRS-232C。対応OSは、Windows 98/2000、Mac OS 8.5.1/9。

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