NECビューテクノロジー(株)は19日、“電動レンズシフト機能”を搭載した液晶プロジェクター『GT1150』を発表した。価格は150万円(レンズはオプション)で、12月に販売を開始する。
『GT1150』 |
同製品は、電動ズーム/フォーカス機能に加えて、本体を動かさずに投影画面の位置調整を行なえる“電動レンズシフト機能”を搭載した液晶プロジェクター。レンズシフトによる上下/左右方向への投影位置の調整は、リモコン操作で可能。250Wの“NSHランプ”、高開口率の“マイクロレンズアイ”、1.3インチポリシリコンTFT液晶パネル(解像度1024×768ドット1677万色表示)を採用したため、3000ANSIルーメンの輝度を持つという。また、会議室、ホール、イベント会場など、設置場所に応じてレンズを選べるように、4種類のオプションレンズを用意した。オプションレンズの価格は、『短焦点ズームレンズ』(GT13ZL)が25万円、『中焦点ズームレンズ』(GT19ZL)が19万円、『長焦点ズームレンズ』(GT34ZL)が25万円、『短固定レンズ』(GT10RL)が25万円。
表示解像度は、XGA(1024×768ドット)対応のほか、日本電気(株)の開発した解像度変換技術“Advanced AccuBlend”により、S-XGA(1280×1024ドット)とU-XGA(1600×1200ドット)に対応する。コントラスト比は350:1以上。入力信号として、DVI、アナログRGB、コンポーネント、Sビデオ、BSハイビジョンに対応。本体サイズは幅419×奥行き494×高さ195mm。本体重量は約11.6kg(中焦点ズームレンズ装着時)。