(株)アーベルは、メール着信を光と音で知らせる『eメール マウス USB』『eメール ハブ4ポート USB』の2製品を、10月下旬に発売する。また同社は、ファッション性を重視したノートパソコン用のショックアブソーバー『Xガード』と、実用性を重視したノートパソコン用ケース『Nsite』(エヌサイト)も10月中旬に発売する。
マウスやハブに青いLEDとスピーカーを内蔵
eメール マウス USBとeメール ハブ4ポート USBは、マウスやUSBハブとしての基本機能よりも、メールソフトを起動せずにメールの着信を確認できるのが最大の特徴である。両製品とも、設定ソフトをインストールし、メールサーバーの設定を行なうと、設定ソフトが指定された時間ごとに自動的にダイアルアップして、メールの着信を確認しに行く。そして、着信していれば、青いLEDを点灯させ、内蔵するスピーカーから“イッツ・ア・スモールワールド”を奏でて、ユーザーにメールの着信を知らせる。これにより、パソコンの前にいなくても、メールの着信が分かるというわけだ。確認する間隔は、1~59分の範囲から、1分刻みで設定できる。ただし、メール着信の確認後、設定ソフトは自動的に回線を切断するので、メールを受信したい場合には、もう一度ダイアルアップする必要がある。
着信時に音を出さず、青いLEDの点灯のみでメール着信を伝える設定も行なえる。また、HDD内にあるWAVE形式の音声ファイルを割り当てて、パソコンのスピーカーから任意の音を鳴らすようにも設定可能だ。両製品とも、写真のシルバーメタリックのほか、“ラベンダーメタリック”、パールホワイトの計3色が発売される。対応OSはWindows 95/98/Me/2000。同社では、携帯電話でメールを始め、それからパソコンでメールを使い出したような初心者ユーザーを主なターゲットにしているという。
eメール マウス USBのサイズは幅60×奥行き110×高さ34mmで、重量は140g。ケーブル長は1.8mで、コネクターはUSB標準タイプA。価格は4600円。
また、eメール ハブ4ポート USBは最大4台までのUSB機器を接続可能。スタック機能があり、同製品に加えてさらにUSBハブを接続することもできる。電源は、パソコンから供給できるほか、同梱するACアダプターから供給も可能。サイズは幅105×奥行き60×高さ35mmで、重量は75g。価格は6980円。
見た目と実用性それぞれに特化
『Xガード』。写真はB5サイズ用のグレー。ジーンズに合うようデザインしたという |
Xガードは、同社によると「ファッション性を重視した」とする、ノートパソコン用のショックアブソーバー“パソコンプロテクタ”。4つの角をガードする。同社従来製品と比べ、全体を覆わない分、保護能力は落ちるが、同社では、見た目を武器に、若者などを中心にアピールしていくという。
幅290~350×奥行き230~290×高さ35~50mmに対応した“A4サイズ”、幅230~290×奥行き170~230×高さ20~35mmに対応した“B5サイズ”、幅230~270mm×奥行き135~180×高さ20×35mmに対応した“モバイルサイズ”の3種類が用意される。色は、各種類ごとにブラック、グレー、レッド、パープルの4色。価格は、合計12製品すべて1600円。
『Nsite』。写真はB5サイズのブルー。グリップがついていて、滑りにくくなっている |
Nsiteは、実用性を重視した持ち運び用のケース“パソコンセミハードケース”。外装はポリエチレンで、緩衝材には「プロのカメラマンがカメラを守るために使うケースにも採用されているものと同じ」(アーベル)というウレタンを使用した。
大きさは、幅380×奥行き315×高さ55mmの“A4サイズ”、幅305×奥行き245×高さ40mmの“B5サイズ”、幅270×奥行き175×高さ40mmの“小型PCサイズ”の3種類。A4サイズは幅350×奥行き290×高さ50mm、B5サイズは幅305×奥行き245×高さ40mm、小型PCサイズは幅270×奥行き175×高さ40mmのノートパソコンまで収容可能だ。色は、各種類ごとにそれぞれブルー、ブラック、グレーの3色。価格は、A4サイズが3000円、B5サイズが2600円、小型PCサイズが2200円。